ボクシングテレビ中継と不人気を嘆く 完結編!!! | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

こうなったら、パート3も発信しちゃいます。しつこいと言われてもいい… この皆様の憂慮と不安と、さらに、僅かな期待とアイデア・ご意見が、ボクシング関係者のどなた様かに届けばいいなぁ…との願いを込めて、しつこいと思われても仕方ないですが、またまた発信します。なるほど…な御意見のほかに感じること、それは『ボクシング愛』ではなかろうか…その真っ向から捉えようとするファンの皆様の姿勢と真面目さと熱心さに脱帽であります。僕の発想なんぞ、まぁだまぁだだなぁ…と痛感!!!!



■無題

ボクシング人気復活の鍵は単にテレビ放送や選手ギャラだけの問題で考えるのではなく、プロ組織やアマチュア組織の連携、ボクシングと文化の結びつき。そういうものが手厚く結びつくことによってしか達成できないんじゃないでしょうか。
振り返ってみれば、1960年代、70年代のボクシング隆盛時代はボクシングそのものだけで話に、ボクシングを取り巻く文化が実に凄かったわけです。先日の寺山修司にしたって、「寺山がボクシングを」といっただけで、ボクシングとは縁もゆかりも無かった文学青年たちが、まさに書を捨てグローブを買い、ホールに行ったのです。岡林信康がボクシングを習っているといえば、それに追随した人間がたくさんいた。沢木耕太郎、佐瀬稔といった、ボクシングの魅力を余すところ無く伝えることのできるジャーナリストがいたのです。それは、作家やミュージシャンの魅力に惹かれたのであってボクシングに惹かれたのではないという反論があるかもしれませんが、それは違います。全てはボクシングという巨大な山の登山口、アクセスコードだったのであって、隆盛時代は「全ての道はボクシングに通ずる」といわぬばかりに無数の道があったのです。自分も、そういう道から入り込んできた人間なだけにこういう経路の重要性は忘れてもらいたくないです。
ボクシングの正規ルートにこだわり過ぎて、無数に走っていた枝道を荒廃させてはいけません。

アマチュア組織との連携問題などボクシング復興を探る上で考えるべきことはたくさんありますが、それは別の機会に。

■名も無いボクサーに両手一杯の報酬をさんへ

時代と文化とボクシング…確かにその密接な連帯は感じますね。寺山や岡林に関してボクシングとの結びつきを書籍や歌を通じて「リアル」に体感した覚えはありませんが、漫画を超えた芸術としての「あしたのジョー」は現在のボクシングの有様と無関係とは絶対に言えませんね…僕もその口ですから… 僕は数万回以上「矢吹丈」を模写した漫画家志望の少年でしたし、それはもはや「知識・認識」を超えて血肉になるほどの影響を受けましたし、それがデフォルメされた形で今現在も「ボクシング」と言うスポーツの根底に流れる「かくあるべき」的雰囲気を残しているような気がします。ただ、未来を語るのに過去回顧的発想法は側面的にしか捉えられない印象…
 沢木耕太郎のようなジャーナリストの誕生を待つ… 再びの矢吹丈的漫画主人公の登場に期待はできない。
 また、時代の流れ…と多様化細分化し過ぎた現状を打破するほどのカリスマの登場があったとして、それでボクシングそのものが延命あるいは再生できるのかどうか・・・?なんだか、よく分かりませんが、延々と悩んでいる「ポーズ」をとり続けることでしか対応できないのが嘆かわしいですが、それだけは続けようかとは思っております。それと言うのも、この僕の憂慮にこれだけの方が真面目に意見を下さっているし、それに呼応する形で「新しい目線」も集まってくる…有難い話じゃないですかねぇ…また、アマチュアボクシングは僕は全く無知で無縁です。そのあたりのお話はまたいいタイミングでぜひ聞かせてくださいね。文化とボクシングさらに、その時代と風潮…気がつかない間に、『奇蹟の真ん中』を通り過ぎてしまったのですかね?更に遡れば、白井義男さんの日本人初の世界王座奪取…がいかに敗戦後の日本人を勇気付け、圧倒的なものであったのか…その影響力の凄まじさを痛感しますね。その一ボクサーの勝利が、まさに、『文化』となったわけですから、そこを再びと言うのは全くおこがましいとは分かっていますが、その『奇蹟と気づけなかった奇蹟』の遺産に、本当に甘えすぎていたのですね…それはファイティングさんや、矢吹丈と力石徹…だったりするのですね…もう遺産は食い尽くしてしまったのでしょうか?


higege91 2007-09-03 02:03:00


■無題

マンガの影響と言うことでいえば今ボクシング知識の啓蒙に一番役立っているのは専門誌でもテレビのボクシング中継でもなく「はじめの一歩」でしょうね。ボクシングというのはフィクションの題材にうってつけのスポーツ。ルールも分かりやすいしチームスポーツと違って個人に焦点しやすい。フィクションの力や強固なアマ組織のお陰で延命してる面も多々あるでしょうね。ただプロアマの関係はいびつだと思います。プロアマの関係がいい格闘競技のレスリングとは対極。野球とサッカーもプロアマの関係が対極的に違いますがこの辺は何に起因してるんでしょうか。勿論アマボクシングもプロという受け皿があって『底辺』足りえているのでしょうけど。
自分がプロ協会に提言したいのは協会主催興行。亀田マネーとも言うべき一億四千万の剰余金を結局加盟ジムで分けると言う結論がでたみたいですが、それなら協会が有望選手の世界戦をプロモートした方がいいのでは。スポンサーやテレビ局を協会主導で探してきて規定回数の指名試合をクリアした日本王者の世界挑戦を斡旋すれば業界の底上げにもなるし、興行が打てない小さいジムの選手もやる気が出る。あるいは今やってるA級トーナメントを世界挑戦者決定トーナメントにするというのはどうでしょ。協会は折角の自己資金なんだから強い選手の育成につながる使い方をして欲しいと思います。


正刈草雄 2007-09-03 02:38:20



■無題

視聴率がとれないから、地上波放送が激減した。放送が激減したから人気が出ない。その間に世間ではK-1やPRIDE、サッカーなどが人気になった。K-1の様に派手な演出と、スーパーベビー級の殴り合いそしてKOの連発。このような競技を見せられたら、せっかくゴールデンで試合を放送しても格闘技を見たことない初心者がボクシングを見るわけないでしょう。ジェームスさんが仰る通り、プロボクサー個人にスポットライトを当てた演出は必須でしょう。

ヒゲゲさま 確かに、過去を振り返ってばかりでは何も解決しませんが、過去から学ぶべき点は多くあるはずです。ボクシングと文化の問題はボクシングの本体の問題からすれば、脇の脇といった位置づけにされがちです。
しかし、高い山の裾野は広いものです。裾野が狭ければ山の高さにも自ずと限界が生ずるものです。ボクシングと文化の問題は裾野を如何に広げていくかの問題であります。この手の話を仔細に話そうとすれば厖大なものになるので、少し変わった視点から一ついえば、日本チャンピオンともなったら、異業種、異分野のトップに2人か3人でいいから知己を持つべきで、ボクシング専門誌は対談等の企画を積極的に行うのは重要です。なれなれしく、べたべたした付き合いをしろというのではありません。あっさりとした付き合い。「一度仕事を一緒にしましたね」でもいいです。一緒に雑誌の企画に参加したということは、人脈の上で強い意味を持つし、例えば、NHKのトップランナーでしたか、あの大脳生理学の茂木さん?と対談をして見なさいよ、と私はいいたいです。異分野でも幅広い関心を持った専門家というのは、ボクサーの話からでも、自分の役に立つ情報を必ず引き出すものだし、直接、役に立たなくても、自分の仕事のエネルギーにしようと貪欲に話を聞くものです。そういう人は社会に対して自分なりのボクシング観を社会に発信しないはずは無いのです。経団連の会員の中から、ボクシングファンを見つけ出して、対談しなさい。今お金に結びつかなくともいいです。ボクシングに興味を持ってくれればいい。囲碁・将棋の棋士だっていいんです。小説家なんて大歓迎。クレイジー・キムVS布袋寅泰の対談なんて、ちょっと読んでみたくないですか。それを、ボクシング誌上でやればいい。こういうことの効果について、本当はファイティング・原田さんなんて一番詳しいはずなんですけどね。こうしてみると、ここ、20年近く何もやってこなかったから、ボクシング界はまだまだやれることがあって楽しいくらいだけどな。

名も無いボクサーに両手一杯の報酬を 2007-09-03 10:21:47


■発毛

まずは、ボクファンがみんなリーブ21するしかないですね。あとは買い物はドンキでしか買わないとかは基本でしょうかwとりあえず、こうした構造的な問題をファンが掲示板で議論するのはいいことなんでしょうが、この意見がボクシング界の大御所に届かなければ意味がないですよねーー。サッカーのJリーグの協会やクラブがサポーターと話し合いを持つように、JCBやボクシング協会はファンとの話し合いの場を持つべきですよねー。あとはファンを巻き込んだ議決事項を決める際、ボクシングマガジンとボクシングワールドに投票用紙をつければいいwww 自分で切手はりますよw

業界の上層部が問題を認識しているのか、自分たちだけ甘い汁が吸えればいいのか、業界全体の活性化を望んでいないのか、、、しかし、こうして当たり前のことが全然実施されない状況はいらいらしますよね。

dasuke 2007-09-03 11:18:05



■無題

あるよ・・・・。人気回復の手段。そんなにムズカシイ話じゃないよ。今、一番テレビに露出しているボクサーが、カメダ兄弟だからダメなんだよ。あんなチンタラした、スパーリングみたいな試合をダラダラと見せられて、解説者が「世界のトップレベル」みたいな寝言をホザいてたら、まともにボクシングを見たことない視聴者は、「つまらねえ」と思うに決まってる。東日本協会には、今1億くらいカネあるんだよね?たしか。GyOと提携してさ、大場や河野や三谷や小堀や榎やキムなんかの試合を、大々的にキャンペーンをやりながら放映する。試合の勝敗予想をやって、当たった連中のうち、抽選で100名に勝った選手のサイン入りグローブをあげるとか、抽選で10名を後楽園ホールのかぶりつきに招待するとか、ね。地上波に期待してももうムリだよ。それより、自分の都合のいい時に、いつでも視聴できるネットだよ。ネット。とにかく1年か1年半くらい、ほんとうに強いボクサーたちの試合を、無料で流し続ける。発行部数の高い雑誌に、GyOとタイアップする形で広告を入れてさ、YahooとGoogleへの露出も徹底する。とにかく、「本物」を見せることだよ。カメダの退屈な、アクビの出るようなボクシング・ショーばっかり見せられたら、誰だって飽きるに決まってるさ。

あるよ・・・・ 2007-09-03 11:41:47



■無題

続き。トーゼン、このキャンペーンは、ジムの利害は抜きにしてもらう。帝拳とか協栄とかヨネクラとか、地上波と深い関係にあるジムは、放っとけばいいワケ。普段、露出しない日本チャンピオンやOPBFチャンピオンを中心に、ジムの利害を取っ払って放送する。モチロン、高吉とか青空西田とか、山中とか、竜宮城とか、ランカーやランカー手前で頑張っている連中も、何回かに1回、特集で取り上げて波状攻撃だ。カメダみたいなニセブランドを駆逐しない限り、ボクシングに明日はないね。世界陸上みたってわかるでしょ。TBSはさ、もう土台から腐ってるよ。スポーツの中継で、ファンがナニを見たいのかということを理解するつもりがない。オノレらの演出で、どんなことでもできるんだと、イタい勘違いから抜け出せない。他局もおんなじようなもんだよ。地上波はもうダメ。宛てにしていたら、いつまでたっても、この同道巡りがつづく。

るよ・・・・ 2007-09-03 11:48:42



■もう、どんなスポーツも演出に頼らないと人気がでない。断言する。