「脳髄に残るタイトルマッチ」…
これ、昨晩酔っ払って書いたチョビット記事だったのですが、思いのほか皆様の「熱い声」が集まり、新テーマで作っちゃいました…
で、集まった声を再収録しましょう!!!
だって、めちゃくちゃ面白い!!!
ボクシングが大好きになったキッカケと、いつでも思い出すだけで「勇気」を与えてくれる『名勝負』…
これ、人それぞれ、年代それぞれ…であるのですが、これを『共有』、また、『分かち合う』ことって多分、思いっきり大切なことだと思うのですね…
そして、この歴史と感動の蓄積がボクシングの武器である…と思うし、微力ではありますが、これを『反復・反芻』することによって、若い人とか、ぼんやりとしかボクシングに注目してない人たちがいたとして、一人でも誰かの目に止まってくれたら嬉しいじゃないですか…
名勝負は『熱い』…
名勝負は『色褪せない』…
名勝負は『勇気の根源』…
名勝負は『美しい』…
では、皆様の声を再収録!!!
■ 僕にとっての脳髄に残るタイトルマッチと言えば、この前ヒゲゲさんが動画にもあげてらしたセレス小林選手の試合です。
ムニョスとの一戦ももちろんですが、特に対レオ・ガメス戦のKOシーンは今でも頭から離れません・・・
当時ぼくはまだ中学生で、思えばあの試合でとてつもない感動を味わって本格的にボクシングを見始めたような気がします。
■わかるっ あの頃は輝いてた。作られた感がなかった。ボクサーは衣装ではなくガウンで入場してほしい。鬼塚×中島、上山×吉野の日本タイトルマッチのほうが余程ドキドキしたもんです。呑めない俺ですが、そんな酒の席には同席したいものです。
■ボクシングの魅力は何かと考えると、ひとつは、権威(強い者)に向かっていく男らしさ、ではないでしょうか。穴王者の誕生を待ちに待ち、ここぞとばかりに世界戦を行う姿は、小細工じみて男らしくありません。王者になっても、安易な防衛戦は、単なる弱いものいじめに見えてしまいます。相手がエベレストか高尾山なら、単純にエベレストを選ぶのが、ファン的にはかっこいいですね。エベレストとの死闘は熱いし、敗れてもかっこよさは不変です。高尾山を登る姿に、何の感動もありません。(選手の生活のためには、相手どうこうより、とにかく世界王者になることが重要かもしれませんが…。)
金澤選手や村田英二郎選手の話は、良く耳にします。映像を見てみたいものです。
OP
■一つと言えば 辰吉VSシリモンコンですね。大阪まで遠征して、見ました。この日の大阪城ホール、実は上のほうは空席が目立つ感じで、いつもなら沢山来る芸能人もあまりおらず、ホント引き潮ムードでした。だから会場に来てる人間は、悲壮な覚悟で声をからして応援したんです。だってシリモンコン、破格の強さだったもん。
戴冠の瞬間は膝が震えました!で、後のニュースを見たら、イチローが来てて、控え室に祝福に行ってるんですよね!そのニュース映像を見たら、周りの記者が「ギョッ」としてるんですよ!イチローが顔なんか出したら大騒ぎになって迷惑なのは明白、本来自重するはずのところ、でも興奮状態で行かずにおれないというのが映像のイチローから感じとれました。翌朝の新聞にイチローのコメントで「膝がガクガクした!」とあって、「同じじゃん! ヤッパリ皆震えるんだ!」と妙に納得しました。
ところでジェームスさんに質問です。ポンサクレックの名前はヲンジョンカムとクラティンデーンジムのふたつありますが、これはどういうことですか?ボクワーはヲンジョンカム、ボクマガはクラティンデーンジムになっているようです。教えて下さい。
自分の場合は渡辺二郎VSヒルベルト・ローマンですね。安定王者の渡辺、指名挑戦者のローマンという超技巧派同士のハイレベルな攻防は試合中ずっと緊張して見ていたのを思い出します。KOで決まるのが一番迫力があると思いますが、ハイレベルな選手同士の相手の持ち味の潰し合いも面白いです。改めて思えば、20年前のJバンタム級はすごい選手ばかりでしたね。ローマンもその後に名王者になってるし、渡辺二郎がWBAの王者のときの1位はカオサイだし、チャンピオンに離れなかったけど当時からずっと上位にいたタノムサク・・・数年後にタノムサクに勝利した鬼塚勝也など・・・鬼塚さんを亀田一家の解説内容や、タノムサク戦の疑惑の勝利の見方で不信感もありますが、5度防衛した実力は認めたいです。
今のこのクラスも負けないくらいにレベルが高いので、今度挑戦する相澤選手にもがんばってもらいたいです。
小林光二VSガブリエル・ベルナルこんな凄い倒れ方は見たことありません。
TVなどではWOWOWエキサイトマッチの生中継で観たチャベスvsカマチョ、チャベスvsホーゲン(これは録画でしたが・・・)などがお気に入りです。また昔12chで放映されていた海外の大試合ではハグラーvsハーンズの戦争さながらの打ち合いが印象に残っています。
そして「やられたら、必ずやりかえす、それも倍以上ににして」という凄まじい闘争心。見た当時は凄いショックを受けました。世界って凄いなあ、と。柳済斗vs輪島功一 一度は完膚なきまでに敗れた相手に、智謀の限りを尽くして勇敢に立ち向かい、圧倒し、最後にダウンを奪ってKO勝ち!「これが大和魂(輪島さんは”日本魂”と仰っていましたが)だ!」いまでもこの試合のビデオを見ると、困難に立ち向かう勇気をもらえる、そんな気がしますね。