もうこの「世界挑戦資格厳格化議論」は散々このブログでやってきたのですね… そう、皆様にも一緒に頭を捻ってもらっておるのです… こうなったら、その集大成とも言うべき、皆様の声大集合企画であります!!!!
関係者の方も読んでくれますでしょうか? では、ヨーイ、ドン!!!!!
<2007年11月11日の「世界挑戦者資格厳格化」に関するコメント>
日本・東洋王座を獲得したら世界戦…ということは空位の王座を獲得したらどうするのでしょう?日本王座なら最低3回、東洋王座なら2回防衛しないとダメというようにしないと、下位ランカーのタイ・フィリピン人と対戦して王座とって即世界挑戦、なんてことになりかねません。まあ、ファイティング原田や具志堅のように日本も東洋にも挑戦せず世界挑戦して獲得、なんて例もありますが、それだけの資質を備えた選手が今現在いるとも思えませんし…。前王者または前戦での挑戦者と対戦して勝てたら世界挑戦、というようにしないといつまで経っても実力不足の世界挑戦は続くと思います。 E.T.
具体例を出して申し訳ないのですが例えばいま東洋のミニマム級王者の和賀選手やフライ級王者の長縄選手がこのタイミングで世界挑戦実現してもファンは納得しないと思います。しかし、今後の防衛実績次第では押しも押されないトップ・コンテンダーへ変貌する可能性もありますのでこのタイトルを大事に扱って欲しいと思います。
>シュガーさんへ わざわざご丁重に恐れ入ります。レナードvsラロンデも強引でしたがハーンズの5階級制覇も納得できかねるものでしたね。 チャベスのボディ・ブロー
不可解な世界挑戦、本当に何とかならんかなと思います。1つの階級に日本人の世界ランカーが複数、
存在する場合は、その選手同士でトーナメント争いをし、勝ち残った、真の日本一の選手が世界挑戦出来る、
そうなってほしい。WBAのSフライ級タイトルなんて、トップコンデンターを差し置いて、日本人選手がたらい回しで世界挑戦をしていて、本当に溜め息が出る。まあムニョス陣営に多いに非がある事でもあるけど…現在、挑戦資格のある日本人選手をちょっとピックアップしてみました。
ミニマム級 高山勝成
フライ級 亀田興毅
Sフライ級 河野広平 中広大悟(実績はともかく…)
バンタム級 サーシャ・バクティン、ロリー松下
Sバンタム級 西岡利晃(実績を考慮して)
フェザー級 榎洋之
Sフェザー級 小堀祐介
勝手な想像ですので無視してください…
過去23年間で東洋王者、日本王者経験なしに世界挑戦した選手
(1984年小林光二挑戦成功を最後に)
挑戦成功
日本:高山 (怪我したイーグルに勝った超穴王者プストス)
挑戦失敗KO負け
日本開催:安部、浅井、神代、中島健、山口真 ,武本
海外開催:小見山、竹田1 、内藤1、清水
挑戦失敗大差判定負け
日本開催:竹田2,亀田大
海外開催:中広、川端
挑戦失敗中差判定負け
日本開催:佐井 さんす
>晩節を汚し続けた彼らが私は好きです。
私もです(笑)。あのとき酷評された新興団体のWBOも今はそれなりに認知されてきましたからね、ハーンズの5階級制覇も10年、いや15年遅ければそれなりに評価も高かったかも知れないですね。当時はIBFですら認めたくありませんでしたから・・・ 新しい制度や規制を認めてもらうにはとにかく時間をかけて、実績を積み重ねていくわけしかないわけなので今回の件もいつの間にか無し崩しになるのだけは勘弁です。
辰吉、名城の最短記録、井岡の最年少記録 3人とも日本王者を獲得してから挑戦してますけどね
辰吉は4戦目、名城は6戦目、井岡は世界戦直前に日本タイトル奪取してますし さんせい
日本あるいは東洋王者になっていくら強くても、世界挑戦できないケースがありますよね。地方の弱小ジムには世界戦を行う費用の捻出が厳しいという現実をどうにかしないと、いい選手が世界挑戦者にすらなれずに埋もれて行く現状は変えられないでしょうね…佐竹のような… ベン
それとは別個に海外で活躍している選手の他地域の王座獲得に関しての評価のガイドラインも定めるべきです。例えば西澤が7月に獲得したWBFの地域タイトルと木村隼人が韓国で獲得した韓国Sフライ級王座に関してはどうなのか?日本で非認可の王座防衛戦を行うわけにもいかないのでランキングや認定王座への優先挑戦権を与えるなど柔軟な姿勢が問われます。勿論、獲得したタイトルの内容や価値にもよりますが。
海外挑戦には適用されないというのはおかしいと思います。挑戦資格と海外挑戦の重圧は別物です。10年以上前に世界挑戦惨敗の時期が続いたときにも敵地挑戦が多かったと思います。などと勝手気ままに書きましたが、挑戦資格の厳格化は大賛成ですね。 ジェームス
higegeさんが期待しているボクシング界の再生に対して逆行してる気がしますけど、地方ジムが異論を唱えたならば理解して欲しいです。地方ジムの選手が日本チャンピオンに挑戦するには大抵は上京してって事になるんです。最低でも選手含めて5名の往復交通費と滞在費とか、大変ですよ。例えばこんな案はどうでしょう?日本のジム制度を撤廃できるならば、JBCがある一定の条件をクリア出来た選手を世界挑戦まで面倒みるっていうのは。 もちろん現状では問題多いし、現実的では無いですが、日本の選手が一定基準で世界チャンピオンに誰からも批判されずに挑戦できて、無謀な挑戦とか色々な問題もクリアされると思っていますが、 多分反論多いでしょうな。同時に問題も多いでしょうけど。日本の統一団体がそこまで関与してもよろしいかと、少なからず思ってます。ご無礼しました! のりぞ
例えば、日本王座の指名挑戦権を得れば地方からの遠征費用は協会負担とか・・・補佐的な案も必要なのかなと思います。今年は記念挑戦が特に多かったので何らかの形で世界挑戦の資格を問うハードルを設けることは必要でしょうね。 チャベスのボディ・ブロー
もちろん、地方であることに声を大にして言い訳することはよくないですが、逆にそれほどの逸材であれば、中央のジムに最初から入る、移籍する、などの策を採った方がよいのかも知れないと私は考えます。そして首都圏の選手も、その恵まれた環境に甘んじることは許されることではありませんが。すみません、ちょっと長くなるにつれ要点が分からなくなってきました。パンチドランカー症状が・・・!? 元・無名ジムプロボクサー
地方の興行は悲惨です!だから優遇してやれとは思ってません。が、力のある選手には都市圏の選手と同じ程度のチャンスを与えて貰える制度があればこんな決定は無かったと思ってます。ジムが興行するって事が色々と難しい問題を作ってる事があると思っています。 のりぞ
今回の件についても、以前書いたように日本タイトル、OPBFの他に地域タイトルを認定して間口を広げるとかのアイデアもあってよかったし、地方ジムの興行についてJBCは制度的な救済策を考えなければいけなかったと思います。JBCが国内興行の30%ほどでも取り仕切っていたなら、今回の改革案は通っていたのではないでしょうか。JBCはある意味ボクシングジムの「組合」なんだから地方ジムのために興行を行う必要もあるはずです。
厳格化は必要ですが、業界の構造を無視してバランスを欠いた改革を行おうとしても、うまくいかないようです。
ただ、ここで終わりにせずに、今後も粘り強く改革への努力を続けて欲しいです。
やはり、東洋以外の地域タイトルに加盟して間口を広げるなどの対策をするべきと思いますね。地方ジムが興行的に不利なのは事実だと思いますし。一方で、挑戦資格の厳格化は必要だと思いますから。東洋の価値低下が叫ばれて久しい中、東洋よりも価値のある地域タイトルが認定されることには問題がないと思いますが。
ただ、地方ジムの興行増加(特にご当地興行の増加)はボクシング活性化の切り札でもあるわけです。単に挑戦資格の問題の成否だけにとどまらない重要な問題ですから、この際、JBCにはもっと突っ込んだ議論をしていただきたいですね。 名も無いボクサーに両手一杯の報酬を
世界もIBFくらいは認めたらいいと思うんですが。 ナミダ
昔のようにマツダチャンピオンスカウトのようなTV番組があれば地方の選手も中央に出やすいでしょうが、現状はスポンサーの関係で難しいのではないでしょうか?この番組からは沼田選手等数々の名選手が出てきました。このような番組の復活を願うのは私だけでしょうか?地方の試合で印象に残るのはマサ伊藤VS上原、この試合はマサ伊藤の左ジャブがさえて一方的な判定勝ち。その後マサ伊藤は日本チャンピオンに、上原は世界チャンピオンになりました。しかし、このようなチャンスは地方興行では稀な例でしょう。ボクシング界にトータルスポンサーのようなものがあればこのような問題は論議にならないでしょうが、実際はジム興行ですから非常に難しい問題ですね。私個人としては、ただ促成栽培のような選手の世界挑戦は反対です。 hirohiro
>JBCなどはボクシング組織を統括する団体であって、中心になって興行する団体とは違います。おっしゃることはその通りです。ですが、ジム単位で興行を打っている現状では、資金力に劣る地方ジムにチャンスが訪れにくいのもまた事実。そればかりか、世界タイトル挑戦となるとヨネクラジムのような名門ですら、対戦王者を捕まえられないとも聞きます。中々障害は多いとも思いますが、JBCもプロモーターライセンスをもって、地方の風通しをよくするための地方興行を専門的に行うようにすれば、国内レベルの問題の解決の一助にはなるのではないでしょうか。大口スポンサーの獲得の努力等については、もうおっしゃるとおり。JBCが資金的に潤っている今しか出来ないことは一杯あります。 名も無いボクサーに両手一杯の報酬を
…と、これだけの事がすでに語られているのであります。
新聞記事の単なる「厳格化案見送り」だけの記述では全然理解できないですね…
さて、これを読み切った方は筋金入りのボクシングファン!!!!
ご苦労様でした!!!!
御愛読感謝
つづく