「恋しいタイトルマッチ」… その1枚の写真… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


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これ、今月号のボクシングビート誌の「激闘 チャンピオンカーニバル!」 という特集記事の、写真…


「チャンピオンカーニバル」とは、各階級の、それぞれの日本チャンピオンが、ランキング最上位の対戦相手を迎え撃つという、新春恒例の催しであります…


で、上の写真ですが、これは今年2月6日に行われた「日本スーパーフェザー級タイトルマッチ」で、画面左の赤いグローブがチャンピオンの三浦選手で、画面左の青いグローブが挑戦者で日本1位の岡田選手…


生観戦!「三浦×岡田」日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 過去記事


過去観戦記事を上にリンク貼りましたが、これ、メチャクチャ素晴らしいタイトルマッチだったんですよねぇ…


で、ボクシングビート誌を眺めていて、この写真を眺めていたら、また、「ぐぐぐ…」っと、ホールバルコニーから観た、あの「神々しき殴り合い」が脳髄に蘇ってきてしまったのですね…


いやぁ、これ、いい写真だなぁ…


半端ない、本当に物凄い戦いだった…


誤解を恐れずに書いてしまえば、この激闘、「事故」が起こるかもしれない…っていう恐怖感が漂うほどの、背筋が凍るような、『熱い戦い』であったのですね…


で、このタイトルマッチについて、こんな記述がある…


---(三浦選手を…)日本のガッティなどと期待してはいけない。本人も「こわれたくない」と言っていた。


限界ギリギリの、「生死の分かれ目」、その『土俵際』で戦わかなければならないほど、このタイトルマッチの『噛みあわせ』は抜群だったのですね…


つまり、それほど「驚愕」の戦いでしたね、あれは…


いやぁ、思い出しただけでも震える…


僅かコンマ1秒の「無駄」もない、徹底的に「凝縮・圧縮」された、濃厚すぎる『殴り合い』…


これだけボクシング観戦が好きだといっても、不意に、やはり、僕には理解できない…と、思わず尻込みしてしまう瞬間がある…


そんな気持ちになるのは、やはり、こんな「過激すぎるタイトルマッチ」を観た直後で、興奮して熱くなった脳髄の奥底で、「僕には死ぬまで到達できない境地」なんだよなぁ…と、しみじみと実感もしているわけだ…


が、しかし、やはり、「恋しい」…


生観戦の、血管がぶち切れるほどの「興奮」と「感動」が恋しい…


漢と漢の、己の全存在を賭けた、拳と拳による戦いが、やはり、恋しくなってくる…


ボクシングビート誌の写真を眺めながら、僕はチャンピオンと挑戦者の「完全燃焼」を目撃できたことに感謝したい気持ちになったのだ…


僕はビックリするほどのダメ人間だが、しかし、だからこそ、その分だけ、ボクサーたちが恋しいのだ…


で、改めて、この「三浦隆司×岡田誠一」でありますが、本当に「恋しくなるタイトルマッチ」だなぁ…と感じた次第であります。


この写真から貰った「勇気」を胸に、それじゃぁ、ちょいと、ランニングに出掛けようかなぁ…


…え?


何? 明日から頑張る…?


今夜は寒過ぎる…?


だよなぁ…


御愛読感謝


つづく