長谷川選手や西岡選手が登場の話題の世界タイトルマッチが開催される度、たくさんのリングサイドチケットを奮発して購入、従業員の方にサービスして振舞ってしまう(果たして、その従業員の方々にその価値と面白さがちゃんと伝わっているかどうかは不明!?)…という、あるボクシング狂社長の方と久々にお電話でお話しまして…
社長「いやぁ、higegeさん、今度の西岡はどうすんですか? 行けそうもないって? ありゃ、それは残念ですなぁ、私は行きますよ、でも年末の長谷川と粟生は名古屋でしょ? ちょっと無理かな… いやぁ、楽しみだね、やっぱり帝拳の大規模興行が一番楽しいね、どのカードも観たい組み合わせばっかりだものね!? 」
僕「そうですね、お茶を濁してるカードは一つもないですね」
社長「西岡も気になるけれど、なんと言っても長谷川だよね、バンタムのスピードがフェザーになってどれ位維持できているのか? ここだよね? あのキレとスピード感の『変化』に注目だよね? まぁ、陣営としたらフェザーでもやれるって手応えがあるからこその一階級飛ばしをやってのけたわけだし、元々WBAフェザー級チャンピオンのクリス・ジョンと戦いたいなんて言ってた位だから『通用する』って判断があるからこそなんだろうね…?」
僕「…でも、対戦相手のファン・カルロス・ブルゴスってメキシカンですけれど25勝18KO無敗…って物凄い好レコード持ってるんですけれど、大丈夫ですかね?」
社長「…うぅぅむ、でも、やれる自信があるんだよ、きっとさ、だからこその選択なんだよ、それにここで負けたら痺れるよ、階級差の壁の「重さ」なんて世間にはあまり通じないからさ、バンタムでの輝かしい実績がぼやけちゃうしね」
僕「テストマッチ無しの、フェザー転級の、いきなりの世界戦だしなぁ…」
社長「西岡にもバッチリムンローを破って貰ってさ、そんで長谷川にもチャンピオンになって貰ってさ、そんで是非実現して欲しいね…」
僕「実現ってなんです?」
社長「ノンタイトルでさ、『長谷川×西岡』ですよ、もう物凄いカードだよ、これは…!!」
僕「…そうですねぇ、ボクシングファンの心を引き裂く、まさに、究極的『残酷』な夢のカードですよね!?」
社長「まぁ、嫌がる人も多いだろうけれど、やっぱりさ、どっちが強いのか観てみたいじゃない!? そりゃぁ私も心が張り裂けるけれどもさ、昔の『小林×沼田』みたいな伝説的カードになると思うんだよね? それに匹敵するスーパーマッチだよね、これはさ!!! 究極だよね!!! タイトルマッチって付いた方が盛り上がるかもしれないけれど、でもさ、いいじゃない、ただ、どっちが強いの!? って興味が上回ってさ、そしたら、タイトルのあるなしなんかもう関係ないよ…」
僕「そうか、デラ×パッキャオみたいな盛り上がり方しますかね?国内的には…?」
社長「残酷だけれどさ、やっぱり観たいよなぁ、両方応援するしかないって感じだけれど、観たいよなぁ…」
僕「…ううむ、想像しただけで悩ましいよなぁ」
社長「『辰吉×薬師寺』や『畑山×坂本』も燃えたけれど、それをレベル的には軽く越える内容になると思うんだけれどなぁ、「小林×沼田」も超えちゃうよ…!?」
…なんて話をさせていただきまして、で、これ、仕事の途中で貰った電話でして、それから約1時間、そのことばかりが頭を巡ってしまいまして、ちょっと車を道端に止めて唸り始めて動けなくなりました。
ってことで、先ずはもうすぐ「西岡×ムンロー」メインの両国決戦ですな…
あっ…
僕はまだ関西なので行けるかわからない…っていうか、きっと行けない…
マズイ…
せっかくパンクロッカーの某氏にチケット買って貰ってあるのに!!!
ぐぐぐっ…
御愛読感謝
つづく