折れても折れても諦めなかったボクサー… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


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まさに、豪腕…


15試合連続KO勝ちの日本記録保持者にして、元WBC世界ジュニアウェルター級チャンピオンといえば、そう、WOWOWエキサイトマッチの解説でもお馴染み、さらに、現帝拳ジム代表の、浜田剛史さん…


また、浜田さんと言えば左拳の骨折に悩まされ続け、その現役時代中は途中約2年間ものブランクを作ってしまったそうで、しかし、サウスポーの浜田さんはそんな怪我に悩まされた時期はひたすらサンドバックに向かって右のリードパンチをひたすら打って鍛え続けたそうで、ここに、ある種の不運をチャンスに変えてしまった強靭なる精神力とボクサーの意地を見る事ができますよね…


で、浜田さんがあの衝撃の1RKOで時の世界チャンピオン、レネ・アルレドンドを倒した86年、僕は12歳だったわけですが、まぁ、その驚愕はいまなお忘れられませんですねぇ…


倒した、倒しちゃった、来た、来ました~!!!


…って衝撃は今なお色褪せませんですねぇ


で、こんな話はあまりよくないのかもしれませんが、当時、胸毛…というか、まぁ、体毛の濃いお方と遭遇するたびに、「あ、浜田だ」なんて感じで喜んでました、はい…


まぁ、まだ子供だったので悪意のないことは御理解いただきたいのですが、ただ、世界チャンピオンとお茶の間が「繋がっていた幸福な時代」であったことの証ともいえるエピソードであります…


それにしても、豪快、豪腕なる、まさに、豪傑ボクサーでありました…


あ、あと、もみ上げの分厚い方を見つけても、まだ子供だった僕は、「あ、浜田だ」と、思わずにはいられなかったと記憶しております…


浜田さん、これからも、誠実にして紳士的なるボクシング解説をずっと聞かせてください、よろしくお願いしております…


御愛読感謝


つづく