「国民の期待」、37歳内藤大助、ついに引退… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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WBC元王者・内藤、引退へ「試合もうしない」 読売新聞



「国民の期待」という素晴らしいニックネームを得た、強打変則ボクサー、元WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助選手が現役引退を明言したと言う…


そう、これは正しい判断であると思います…


つまり、あの亀田興戦の敗戦後、再起を表明するも、しかし、その再起戦の出来も悪く、試合枯れが続いてしまった経緯もありました…


世界チャンピオンであった時以上に、より積極的に闘争心を掻き立て、タレント業以上に「ボクサー」であろうとし続けていたならばファンも後押しできたでしょうが、しかし、今現在の内藤選手はもう「闘士」ではなくなりかけていた印象ありますし、引退は妥当と言う気がします…


そして、僕は内藤選手が限界ギリギリまで現役であろうと表明したにも関わらず、その後のボクサーとしての軌跡が伴わなかったことを否定する気は毛頭ありませんし、むしろ、心のどこかで安堵してもいたので、そこは御了解下さい…


ボクシング稼業は「命を賭して」の稼業でありますので、ここは感情的になってはいけない部分でありますね…


しかし、本当にたくさんの感動を分けていただきましたね…


やはり、その最高傑作は「ポンサクレック3」の後楽園ホール決戦でありましょうねぇ…


2度敗れた名チャンピオンを、捨て身のオーバーハンドクロスカウンターを捻じ込み続けた執念の勝利、あれは本当に凄まじかった…


文字通り、「一か八か」のタイミングの連続に凍りつきましたね…


そして、そのキャラクターと寛容さが爆発、亀田大選手を退けたタイトルマッチ以降、国民的スーパースターとなりましたね…


今後もボクシング界を裏から支える貴重な存在として大活躍していただきたいですね…


改めまして、ご苦労様…


本当に、本当に、感動をたくさんありがとうございました…と申しあげたい、と思います!!!


御愛読感謝


つづく