東日本協会が清水の“休養王者”を確認、バックアップへ デイリースポーツ
あの、3日前になりますが、僕は直接JBCに突撃電話をして、今、多くのボクシングファンが激昂している、WBA世界スーパーフライ級チャンピオンの清水智信選手が、不意打ちの如き通達により、「休養チャンピオン」という奇妙な立場に据え置かれてしまい、で、JBCも協会もそのWBAの通達を確認・承認の方向なる一報に質問抗議をしたわけですが、まぁ、改めて、イライラしてしまう展開であります…
で、JBCへ電話を掛けた際、お出になられた男性曰く、「休養チャンピオン」と「正規チャンピオン」はあくまで『同格』だと仰っていましたが、しかし、『暫定チャンピオン』だけは認めない…と仰られていたのですが、ここがやはりよく分からないんですよねぇ…
最近のWBAの無節操なる承認料稼ぎのための王座乱立に意義を唱える意味で、JBCは「理由の不明瞭なる暫定タイトル」を日本国内での試合開催を承認しない、と宣言したわけですが、まぁ、亀田陣営の暗躍画策により、「正規チャンピオン」の清水選手は不意打ちの『休養チャンピオン』扱いにされ、無節操なるWBAの悪行の証、『暫定チャンピオン』のテーパリットが『正規チャンピオン』にいきなりの昇格、指名挑戦権を行使する亀田大選手がこれに挑むことを承認の方向で調整…という迷走状態…
つまり、『苦情』をWBAに申しつけ、亀田陣営が『貢いだ』からこんな展開になったわけで、それ以外この迷走のきっかけは一つもないわけでありますね…
拳を骨折したWBA世界スーパーフェザー級チャンピオンの内山選手もすぐに防衛戦できませんでしたが、しかし、まさかの『休養チャンピオン』扱いにはなっておらず（ただし、暫定チャンピオンは存在してますっていうか、全うに防衛していても誕生するがWBA）、ってことは、もう『貢いで陳情したらどうにでもなっちゃう』のがWBAなわけで、ここを批判する意味での暫定拒否であったわけですが、逆にこれが亀田陣営にとっての抜け道になり、『同格』とされる（？）、『休養チャンピオン』と『正規チャンピオン』が同時に存在することになっちゃうわけでありますね…
っていうか、ここに「空位（!?）」となった『暫定タイトル』の王座決定戦がどこかで開催されるそうでありますね…
で、JBCも協会の「正当なる理由」という扱いでWBAの通達（亀田陣営の策略済みの）を認める…けれども、清水選手の権威を守るためにバックアップする、と記事にあるわけですが、より、具体的にどのようなバックアップをする意向なのか、また、亀田次男が勝利した場合、テーパリが勝った場合、というんで、いろいろな予想図があるわけでありますが、そこをキッチリ示して欲しいですね…
漠然とバックアップ…といわれてもなぁ…って思っちゃうし、特に気になるのは、この正規タイトルマッチで亀田大選手が勝利して２階級制覇を達成した場合、『同格』の休養チャンピオンである清水選手との対戦を徹底的に義務付け実現に向けて動く…という意味だとすれば、しかし、肝心の清水選手は亀田陣営を毛嫌いしており、「逃げた」と言われてもよいからあんなリスペクトのない連中とは関わりたくない…と公に口にしているので、これを押し付けるのはまた逆効果、かといって、チャンピオンとして戦うことを拒否すると、やはり待っているのは『剥奪』の二文字であろうし、清水選手にしてみれば結局踏んだり蹴ったりの厳しいこれからが予想されそう…
むむむ…
清水選手の「気持ち」「モチベーション」、確かに気になりますし、心配でありますねぇ…
が、もうＷＢＡの通達（亀田陣営の画策）をＪＢＣも協会も承認の方向であると言うから、腐りきってますし、ぬるいと言うか、もう散々でありますね…
そして、亀田大選手が勝てば2階級制覇達成…となるわけで、ファイティング原田さんや、井岡弘樹さんや、長谷川穂積選手や、粟生隆寛選手…なんかと「字面上」並んじゃうわけで、これもぶっちゃけ嫌ですねぇ…
ズルにズルを上塗りして複数階級制覇…って、本当に狂ってますねぇ…
亀田興選手の3階級制覇なんてボクシングを知っている人からみれば「なんちゃって度数」があまりにも高さ過ぎるし、また、その戦いのレベルも世界のバンタムというには本当に稚拙にして臆病すぎる悲しい内容なので、まぁ、日本の恥と言っても過言ではなかったりするわけですが、そんな意味でも、本当に亀田大×テーパリットは承認して欲しくなかいですねぇ…
しかし、それにしても、清水選手の「心」「気持ち」が心配ですね…
ただ、多くの「正統派」ボクシングファンの気持ちは伝わっているので、それをバネに、それを勇気に変えて踏ん張っていただきたい、と思います!!!
屈するな、清水選手よ、我々、正統派なるボクシングファンはみんなあなたを応援していますぞ!!!
御愛読感謝
つづく