世界挑戦の内規決定…について | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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世界挑戦の内規を決定=各王座獲得経験者に限定―日本プロボクシング協会 時事通信


>ジム会長で組織する日本プロボクシング協会は24日、静岡県熱海市で理事会を開き、国際ボクシング連盟(IBF)と世界ボクシング機構(WBO)が年明けにも公認されることを受け、世界王座の挑戦資格に関する内規を決めた。従来の世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング協会(WBA)と合わせ計4団体で世界王者への道が開けるため、安易な挑戦を防ぐ狙いがある。
 国内での世界王座挑戦資格は、世界、東洋太平洋(OPBF)、日本のいずれかの王座獲得経験者に限定。日本王者にはタイトルの返上を義務付ける。ただし、海外での世界挑戦と、指名挑戦者決定戦で挑戦権を得た者には、この内規を適用しない。



…ということで、来たるWBO&IBF承認に備えて進められている「世界挑戦」への条件が明確になりましたねぇ


これで、最大同階級に4名もの世界チャンピオンが誕生する可能性が誕生してしまうわけですが、今年誕生の名勝負「井岡×八重樫」のような『世界チャンピオン対決』の実現も期待されるわけで、ボクサーたちの、一旦のゴールが世界チャンピオン…ではなくて、世界チャンピオンとして、別の世界チャンピオンたちとの戦いを経ての、「複数団体統一世界チャンピオン」としての、神々しき存在がよりクローズアップされてゆくことにもなるでしょう…


しかし、実際に始まってみないと分かりませんが、これ、その序盤にうまく運営しないとプロボクシングと言う競技・興行のクオリティーに大きな影響を及ぼすことは間違いないので、そこは慎重にお願いしたいですねぇ…


WBO&IBF承認議論っていうのは、もう散々やり続けてきていましたが、時代鎖国の鎖国状態であった日本ボクシング界もついに門戸を開くことで舵を切るわけですが、ならば、この内規を徹底的に厳守し、一般の人々にも、そして、最低限ボクシングファンには不審・不信を抱かれることのないよう、今後、その啓蒙を通じて厳正・厳格を貫いていただきたく思います!!!


それにしても、承認後、誰が最初にWBO&IBFの世界チャンピオンになるのでしょうか…<IBFは過去に新垣さんが世界チャンピオンになっていますが>?


また、もっとも我々ボクシングファンに馴染みのあるボクサーたちの処遇について、気になる部分あります…


元WBC世界ミニマム級・元WBA世界ミニマム級暫定チャンピオンの高山勝成選手と、元WBA世界スーパーウェルター級暫定チャンピオンの石田順裕選手の扱いですねぇ…


この両者は日本国内では未公認であるIBF・WBO世界タイトルへの挑戦をするために、「引退届け」を提出してタイトルマッチに出場、戴冠こそ叶いませんでしたが、今なお海外を拠点に戦っているわけで、個人的にはこの両者のライセンスを復活させてあげて欲しいと思います(御本人たちの希望があればですが)…


そう、我々ボクシングファンは、この両者の気概と意気込み、そして、その勇猛果敢に、今なお、感動させてもらっております…


その実績も文句なし、今なお、国内ではその実力はトップクラス…


さしあたって、この辺りが非常に気になるところでありますが、みなさまはいかがでありましょうか?


御愛読感謝


つづく