サムライ石田の、玉砕に震える… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

昨晩、仕事から帰って午前3時、エキサイトマッチの録画にようやくありつきました…


WBA世界ミドル級タイトルマッチ


チャンピオン ゲンナジー・ゴロフキン × 挑戦者 石田順裕


石田選手、ゴング開始より気迫充分の表情と動きから、鋭い左ジャブを放つも、やや一回り身長の小さなチャンピオンにはどうも射程が合わない印象、それどころか、チャンピオンのジャブが石田選手の顔面をはじき、さらに、続いて放たれる右クロスのタイミングと距離がやけに接近している不穏な印象…


1Rはゴロフキンの的確さが優位、続く2Rになると、さらに圧を増してきたチャンピオンに石田選手は押される展開も、しかし、勇気を持って打ち合いに応じる姿勢で対応…


ボクシング&ロック野郎    higege91の夜明けはまだか?

が、苦しい空気…


突き放しながら、カウンターを合わせる試合展開が勝利への道かと思っていましたが、そうはさせてもらえない流れに苦戦の濃度はさらに深まる…


離れてもダメ、接近してもダメ…な圧倒的苦戦の予感は、ここへきて確信に変わる…


がんばれ、がんばれ石田よっ!!!


3R,、中盤過ぎ、チャンピオンの右が挑戦者・石田選手のテンプルから顎先にかけての部位を直撃、石田選手、受け身も取れず、上半身ごとロープの外に弾き飛ばされてしまう…


ボクシング&ロック野郎    higege91の夜明けはまだか?


その直後、ダウンした石田選手のちょうど背後にいたリングドクターらしき男性が有無を言わさず石田選手のマウスピースを抜き取り、レフェリーは試合終了を宣言…


この瞬間、37歳、日本屈指のミドル級、石田選手のタイトルマッチは終わった…


このKO勝ちでV7を果たしたゴロフキンは現役ミドル最強の呼び声も高く、今やレジェンドの領域に達しつつあるマルチネスとの対戦を望む声も、世界的にはさらに高まることでしょう…


が、そんなことよりも、この最強チャンピオンに勇敢に挑んだ石田選手の戦う意思、その姿勢、さらに、その、鈍く輝く重厚なるに「拳跡」こそに、我々、日本のボクシングマニアの心は打ち震える…


37歳、日本歴代最高のミドルの一人の、その闘魂と日の丸は敗れ去った…が、このミドルと言うクラスの最前線で戦い続けた、というこの事実と、与えてもらった感動への感謝を、僕は決して忘れない…


石田選手よ、本当に素晴らしい散り様でありました…


最高の負けっぷりでありました…


たとえ敗れようとも、その雄姿は、実に神々しく輝いておりました!!!


現役続行か、引退か、まだ直ぐには結論は出ないかもしれませんが、まずは激闘を潜り抜けたその体を、ゆっくり休めてください…


御愛読感謝


つづく