ふいに、観たくなったのは、いつかの WBA世界フライ級タイトルマッチ
時のチャンピオンはベネズエラのボクサー型 テクニシャンのロレンソ・パーラ
で、挑戦者は攻防分離型のフッカー トラッシュ中沼さん
いやぁ、これ、大差判定負けだったんです
そもそも、勝つなら倒さなくちゃ無理…
という組み合わせではありました
で、パーラはその長い距離を巧みに操りながら、最終ラウンドまでポイントを掻き集め続けたわけです
トラッシュ中沼さんは当たらない強打を放ち続けたわけです
負けた…
無理だ…
で、その最終ラウンド 残り10秒前後だったか、トラッシュ中沼さんの右の一撃がチャンピオン パーラのテンプルを捕らえたのだ
パーラは効いた、で、クリンチに逃げた…
膝が揺れてる
あ、行け、倒せ、まだ、間に合うっ
…が、無情にも試合終了のゴングが鳴り響いたわけです
たら、れば
…は、無意味なんだけど、ふいに、僕はついつい あの最終ラウンドのトラッシュ中沼さんの一撃を思い出しては、あれが、11ラウンドに当たっていたら倒せたのか⁇ いや、あと1分 早く当たっていたら、新チャンピオン誕生だったのか…⁇ と、ついつい考えてしまうのだ
あぁ、あの、一撃…
あぁ、ふいに、ふいに 思い起こしてしまう、記憶に残る一撃であります
好きだったなぁ、トラッシュ中沼さん…
携帯更新