いつかの、最終Rの、トラッシュ中沼の一撃を思い出す | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?




ふいに、観たくなったのは、いつかの WBA世界フライ級タイトルマッチ 

時のチャンピオンはベネズエラのボクサー型 テクニシャンのロレンソ・パーラ

で、挑戦者は攻防分離型のフッカー トラッシュ中沼さん

いやぁ、これ、大差判定負けだったんです

そもそも、勝つなら倒さなくちゃ無理…

という組み合わせではありました

で、パーラはその長い距離を巧みに操りながら、最終ラウンドまでポイントを掻き集め続けたわけです

トラッシュ中沼さんは当たらない強打を放ち続けたわけです

負けた…

無理だ…

で、その最終ラウンド 残り10秒前後だったか、トラッシュ中沼さんの右の一撃がチャンピオン パーラのテンプルを捕らえたのだ

パーラは効いた、で、クリンチに逃げた…

膝が揺れてる

あ、行け、倒せ、まだ、間に合うっ




…が、無情にも試合終了のゴングが鳴り響いたわけです


たら、れば


…は、無意味なんだけど、ふいに、僕はついつい あの最終ラウンドのトラッシュ中沼さんの一撃を思い出しては、あれが、11ラウンドに当たっていたら倒せたのか⁇  いや、あと1分 早く当たっていたら、新チャンピオン誕生だったのか…⁇  と、ついつい考えてしまうのだ


あぁ、あの、一撃…


あぁ、ふいに、ふいに 思い起こしてしまう、記憶に残る一撃であります


好きだったなぁ、トラッシュ中沼さん…


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