>◆プロボクシング ▽WBA世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 スーパー王者・京口紘人―同級1位・久田哲也(10月1日、エディオンアリーナ大阪)
世界2階級制覇でWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(25)=ワタナベ=と同級1位・久田哲也(34)=ハラダ=が10月1日にエディオンアリーナ大阪で対戦することが決まった。
1日、大阪市内のホテルで記者会見が行われ、2度目の防衛戦となる京口は9歳上の挑戦者の横で「ライトフライ級王者になった時にいずれは久田選手とやると思っていた。引導を渡すつもりで倒しにいきます」と勝利宣言した。13戦全勝(9KO)の戦績を誇り、2017年7月にはプロ8戦目でIBF世界ミニマム級王座を獲得している。
対する久田は34勝(20KO)9敗2分けで、元日本ライトフライ級王者の実績を持ち、今回46試合目で世界初挑戦となる。「30歳になった時は周りから『もう、あきらめや』と言われたりしたけど、やっとここまで来られた。色んな人たちの思いを拳に乗せて戦います」と闘志を燃やした。
両者とも大阪府生まれで、和泉市出身の京口は「世界王者として凱旋するのが一つの目標でした。熱い試合にしたい」と喜べば、堺市出身の久田も「盛り上がると思う。最高の試合にします」と意気込んでいた。
…昇り竜の無敗の2階級制覇チャンピオンとプロ46戦目の過去9敗しているベテラン挑戦者による世界タイトルマッチ
25歳×34歳
なんと言いますか、この コントラスト は、非常にドラマチックに見えます
軽量級にして無類のハードパンチャーであるチャンピオン圧倒的優位…でしょう
が、しかし、挑戦者の拳 には単なるデータには反映し切れない苦労人の執念と意地が幾重にも幾重にも刷り込まれている
こんな対決の場合 かなりの確率で若きチャンピオンにベテラン挑戦者が屈することが多い
…が、僕はどうにもベテラン挑戦者に想いが偏ってしまう
京口選手は素晴らしいチャンピオンだし、こんなところで躓いてる場合ではない
それは分かっている
…が、久田選手の全人生を賭したこの大舞台に、奇蹟の可能性を期待してしまう
この、疼くような、痛みを伴うような、期待感…
果たして、勝つのはどちらか…⁇
しっかりと見届けたい
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