28戦20勝14KO7敗1分
数字だけ見たら、申し訳ないけど「普通」に見えてしまう
が、辰吉さんほど、日本人の「心」に訴えかけたボクサーは稀有だ
敗戦後の日本人を勇気づけた数々のレジェンドたちに肩を並べられるのは…
日本人初の世界チャンピオン白井義男さん、2階級制覇のエンドレスファイター ファイティング原田さん、不撓不屈の炎の男 輪島功一さん…
やっぱり
「黄金の一途」
辰吉丈一郎さん
しかいないなぁ、と
若かりし頃の煌めく才能と天性はダイヤモンドの輝きであった
プロデビュー4戦目で日本タイトル、そして、8戦目での世界タイトル戴冠
まさに、彗星の如きのサクセスストーリー
さらに、網膜剥離を乗り越え、2度王座に返り咲いた姿に日本中が感動の渦に沸いた
が、タイのデスマスクこと、ウィラポン・ナコンルアン・プロモーションにベルトを奪われ、さらにリマッチでは立ったまま失神KO負けしてしまった
負けざまもまた、壮絶の頂にあった
そして、プロライセンスを失効しても「引退」の二文字は口にしない
1970年生まの、現在52歳…
なんとも
愛嬌があるんだよなぁ〜
頑固にして、不器用、しかし、その「存在そのもの」こそは、まさにご自身でいうところの「作品」として、ここにあるかと
「生き様」
を味わえるインタビュー動画上がってました
ありがとうございます
僕は同年代だし、やっぱり特別なんです
で、だからこそ、辰吉丈一郎さんの「生き様」が沁み入るわけであります
「なにを望み、なにを得るために生きてきたのか⁇」
これは「哲学」なんです
…で、「辰吉流」を目の当たりにするたび、僕は困惑しながらも、圧倒的なる凄みに打ち震えるのだ
この素晴らしいインタビュー動画を通じて、改めて、辰吉丈一郎さんの奥深さを勉強させていただきました
「黄金の一途」
浪速のジョー…は不滅の輝きを放つ
比類なき「奇蹟の異端」…
永遠の「あこがれ」…
日本人にとって、もっとも愛され続けるチャンピオンは辰吉丈一郎さんかもしれない、とよく考えてしまう
アメリカのみなさまにとってのスペシャルはモハメド・アリさんでしょう⁇
では
われわれ、日本のみなさまにとってのスペシャルは…⁇
やっぱり⁇
だと思う
^_^
御愛読感謝