> プロボクシング元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(37)=帝拳=が28日に東京都内で引退会見を開くと27日、帝拳ジムが発表した。昨年4月にさいたまスーパーアリーナで2団体王座統一戦を闘い、IBF王者だったゲンナジー・ゴロフキン(40)=カザフスタン=に9回TKO負け。今年2月に「あの試合が僕の中では最後だと思っている」と事実上の現役引退を表明していた。
プロ戦績は村田が19戦16勝(13KO)3敗、ゴロフキンが45戦42勝(37KO)2敗1分け。村田のアマチュア戦績は138戦119勝(89KO・RSC)19敗。
おつかれさまでございました
村田諒太選手は「考える拳闘求道者」的なる側面がありましたな
これは単なる「頭脳派」とは感触がちょっと違って、非常に「哲学的」な印象が強くもあったかなぁ〜⁇ と
いわゆる、昭和カタギ的なる「血と汗と涙と根性」に、さらに新しい闘いの「新概念」たる、「文学的ボクシング哲学」を導入されていた…と
ヴィクトール・E・フランク著
「夜と霧」
を練習後に読み耽っていた…なんてエピソードを読んだことあるか
「夜と霧」のあらすじ (以下ebook)より
> 本書は、みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還した著者の「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。「この本は冷静な心理学者の眼でみられた、限界状況における人間の姿の記録である。そしてそこには、人間の精神の高さと人間の善意への限りない信仰があふれている。だがまたそれは、まだ生々しい現代史の断面であり、政治や戦争の病誌である。そしてこの病誌はまた別な形で繰り返されないと誰がいえよう。」(「訳者あとがき」より)初版刊行と同時にベストセラーになり、約40年を経たいまもなお、つねに多くの新しい読者をえている、ホロコーストの記録として必読の書である。「この手記は独自の性格を持っています。読むだけでも寒気のするような悲惨な事実を綴りながら、不思議な明るさを持ち、読後感はむしろさわやかなのです」(中村光夫氏評)。
…収容所に収監された心理学者の「精神」の形、また、その分析
すいません
僕は未読です
(~_~;)
ずーっと気になっている一冊ではあるのですが、未読です
さておき
つまり
村田諒太選手は日本人ボクサーとして、新しい「ボクサー像」を構築した、と感じているわけです
「考える」の先にある「哲学する」を練りに練って、その「拳」をより硬く硬く鍛え抜く…といいますか
なんか
新しい「強さ」を体現なさったなぁ〜と
ロンドン五輪金メダル、さらに、世界ミドル級タイトル獲得、そして、歴史に残る名チャンピオンゲンナジー・ゴロフキンとの世界チャンピオン対決…
輝いたなぁ
疑惑の判定に泣いたこともあったけど、それも血肉にしてさらに強靭になったなぁ
ファンが一緒に泣いて、一緒に笑い、喜べたなぁ、と
かなり、かなりの場面で、みんなが「ひとつ」になれた、と思う
素晴らしかったです
やっぱり寂しく感じますが、まぁ、そうだな、いい引き際かと…思います
引退発表まで時間掛かったのも、いろいろ悶えたからかなぁ、なんて想像するけど、そこがまた村田諒太らしい…かなぁ、と
悩み抜いた「結果」かと…
おつかれさまです
ありがとうございます
感謝っ
御愛読感謝