【拳闘哲学者】村田諒太 3/28引退会見 を想う | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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村田諒太が28日に引退会見 日本選手でただ一人の五輪金メダリスト&プロ世界王者 サンスポ


> プロボクシング元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(37)=帝拳=が28日に東京都内で引退会見を開くと27日、帝拳ジムが発表した。昨年4月にさいたまスーパーアリーナで2団体王座統一戦を闘い、IBF王者だったゲンナジー・ゴロフキン(40)=カザフスタン=に9回TKO負け。今年2月に「あの試合が僕の中では最後だと思っている」と事実上の現役引退を表明していた。


東洋大職員時代の2012年ロンドン五輪同級で日本勢48年ぶり2人目の金メダリストとなり、13年4月にプロ転向。17年と19年にWBA世界同級王座を獲得した。日本選手で初めて五輪の金メダルと世界王座のベルトを両方手にし、世界的に層の厚い同級で活躍した功績が色あせることはない。

プロ戦績は村田が19戦16勝(13KO)3敗、ゴロフキンが45戦42勝(37KO)2敗1分け。村田のアマチュア戦績は138戦119勝(89KO・RSC)19敗。


ゲンナジー・ゴロフキン(左)と死闘を演じた村田諒太


おつかれさまでございました

村田諒太選手は「考える拳闘求道者」的なる側面がありましたな

これは単なる「頭脳派」とは感触がちょっと違って、非常に「哲学的」な印象が強くもあったかなぁ〜⁇ と

いわゆる、昭和カタギ的なる「血と汗と涙と根性」に、さらに新しい闘いの「新概念」たる、「文学的ボクシング哲学」を導入されていた…と

ヴィクトール・E・フランク著

「夜と霧」

を練習後に読み耽っていた…なんてエピソードを読んだことあるか

「夜と霧」のあらすじ (以下ebook)より

> 本書は、みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還した著者の「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。「この本は冷静な心理学者の眼でみられた、限界状況における人間の姿の記録である。そしてそこには、人間の精神の高さと人間の善意への限りない信仰があふれている。だがまたそれは、まだ生々しい現代史の断面であり、政治や戦争の病誌である。そしてこの病誌はまた別な形で繰り返されないと誰がいえよう。」(「訳者あとがき」より)初版刊行と同時にベストセラーになり、約40年を経たいまもなお、つねに多くの新しい読者をえている、ホロコーストの記録として必読の書である。「この手記は独自の性格を持っています。読むだけでも寒気のするような悲惨な事実を綴りながら、不思議な明るさを持ち、読後感はむしろさわやかなのです」(中村光夫氏評)。


…収容所に収監された心理学者の「精神」の形、また、その分析

すいません

僕は未読です

(~_~;)

ずーっと気になっている一冊ではあるのですが、未読です

さておき




つまり

村田諒太選手は日本人ボクサーとして、新しい「ボクサー像」を構築した、と感じているわけです

「考える」の先にある「哲学する」を練りに練って、その「拳」をより硬く硬く鍛え抜く…といいますか

なんか

新しい「強さ」を体現なさったなぁ〜と

ロンドン五輪金メダル、さらに、世界ミドル級タイトル獲得、そして、歴史に残る名チャンピオンゲンナジー・ゴロフキンとの世界チャンピオン対決…

輝いたなぁ

疑惑の判定に泣いたこともあったけど、それも血肉にしてさらに強靭になったなぁ

ファンが一緒に泣いて、一緒に笑い、喜べたなぁ、と

かなり、かなりの場面で、みんなが「ひとつ」になれた、と思う

素晴らしかったです

やっぱり寂しく感じますが、まぁ、そうだな、いい引き際かと…思います

引退発表まで時間掛かったのも、いろいろ悶えたからかなぁ、なんて想像するけど、そこがまた村田諒太らしい…かなぁ、と

悩み抜いた「結果」かと…

おつかれさまです

ありがとうございます




感謝っ

御愛読感謝