2023 9 18 有明アリーナ
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
チャンピオン 中谷潤人
×
挑戦者 アルヒ・コルテス
長身痩躯のサウスポー チャンピオン中谷が随所随所に長いクリーンヒットが当たる
が、右構えの挑戦者コルテスは勇敢に相打ち覚悟の強打を振るう
1から4Rまで無難に中谷がポイントを拾う 懐深く構えて相手を呼び込み、有効打を積み上げる
と 5R 中谷のボディ打ちにコルテスがダウン、立ち上がるも、中谷はダウンをさらに追加…
これは決まった⁈
中谷 6R キメにかかりる…とコルテス意地のオーバハンドライトが中谷の顎を捉えた
中谷、一瞬、宙を泳ぐ…
危ない1発だった…が、凌いだ
その後、中谷はしぶとくポイントを連取している…とはいえ、しかし、コルテスの「諦めない一撃」が常に不穏を孕み続ける
９R 中谷、ボディ打ちでダウンを追加
中谷は冷静にコルテスを見極め、ボディ、さらに、長い左ストレートをねじ込む
コルテスはしぶとく中谷の打ち終わりに右を強振してくる…が、空を切る
が、まだまだ気ははぬけない
しかし、中谷はKOにこだわる 安全圏に引き籠らない 「攻めの姿勢」を崩さない
両者の「強い気持ち」が試合をさらに締まったものにする
最終ラウンド 中谷は危険を顧みず倒しに行った
この「気概」たるや流石です
倒しきれなかった…が、攻めに攻めた
試合終了のゴング
公式の採点 118-107 119-106×2
3-0ユナニマスデシジョンで勝者 WBO世界スーパーフライ級チャンピオン 中谷潤人〜‼︎ 初防衛成功！
中谷 「倒す気で行ったけど、コルテスは経験もあり難しかった これからもKOを狙っていきたい」
スーパーバンタム級8回戦
東洋太平洋スーパーバンタム級8位
那須川天心
×
メキシコバンタム級チャンピオン
ルイス・グスマン
1R サウスポーの那須川はいきなり左ショートでダウンを奪う
再開
那須川はグスマンのパンチを鼻先三寸で際どくかわし、見極め、その打ち終わりに的確なパンチをカウンター気味に捩じ込む
那須川 7Rにダウン追加も倒すには至らず
が、「目がいい」
さらに
その 「反射と未来予測」が抜群だと思う
積極的に倒しに行ったが、グスマンはしぶとく試合終了のゴングを聞いた
3-０大差判定で、那須川天心選手の勝ち‼︎
那須川「（倒しきれず）なかなか人生うまくいかないもんです でも、成長した自分を魅せられたかと思います 必ずチャンピオンになるので、みなさんもチャンピオンになってください‼︎ アイ・キャン・ワールド・チャンピオン‼︎ アイ・キャン・チェンジ・ザ・ワールド‼︎」
…通勤中です 会社に着いたら生中継観戦しますが、ラウンド採点はむずいかもなぁ
WBC.WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン 寺地拳四朗
×
ベッキー・ブドラー
ブドラーは南アフリカ出身の元２階級制覇チャンピオンよ
よく動く技巧派右構えのボクサーファイター型
拳四朗も右構えのボクサーファイター型ですが、バランス型より一歩踏み込んだ攻撃特化型の、「攻めのハードジャブ」を極めた感じが最近は強いかなぁ
試合開始
拳四朗は無駄な動きをせず、ブドラーが変則的に外から波状攻撃
拳四朗のジャブが鋭く機能、さらに右ストレートが突き刺さる
2R ブドラーはスタミナ配分無視のアグレッシブを発揮、が、拳四朗が跳ね返す
ブドラー、いい根性してる 縦横無尽に動くだけ動いて、手数を減らさない
が、拳四朗は深刻な被弾は喰わない
なんか、前戦のオラスクアガ戦みたいな消耗戦になってきちゃったかな⁈
4R 拳四朗 偶然のバッティング 瞼をカット 激しい打ち合い これはまさかの激しい消耗戦 拳四朗のクリーンヒットが優っている、とは思うが、両者、かなり削れていく展開…
拳四朗が優位…
が、ブドラーの「闘魂」が凄まじい
死んでも、退かない
物凄いわ、感動しちゃったわ
終盤戦に入った9R、拳四朗の怒涛の連打に、根性の塊、流石のブドラーのダメージの蓄積が限界を越えた…
レフェリーが割って入り、拳四朗の連打の嵐からブドラーを救い出した
WBC.WBA世界ライトフライ級統一チャンピオン 寺地拳四朗 9RTKOでタイトル防衛‼︎
これもいい試合だったなぁ
拳四朗、終わってみればわりとキレイな顔だったか⁇
おめでとうごさいます
では、僕はこれより…
「夜勤の修羅」
に身を投じます‼︎
御愛読感謝
