> 「ボクシング・IBF世界フェザー級2位決定戦」(7日、大田区総合体育館)
試合前には、フェザー級で実績を重ね、将来、階級を上げてくることが良そうされるスーパーバンタム級の井上尚弥との対戦について口にしていたが、その野望にも狂いが出た。「井上チャンピオンの名前を出したことを申し訳ないなと思います」と謝罪した。
IBF指定の「2位決定戦」と銘打たれ重岡兄弟によるタイトルマッチを差し置く形でメーンを務めた。さらには、父の史郎トレーナーがセコンドに復帰。親子鷹で3階級制覇を目指していた第一歩で、つまずいた形になった。
…以上記事な
これは「潔い」ともとれるが、一方で「無理を強いられて」いた、という印象も残るか⁇
これは「切ない」と感じる一方で、「ファンへの裏切り」とも感じないこともない
つまり
言い訳に言い訳を重ねた上で、安全策を取ったにもかかわらず、結果はついて来ず…と
たぶん、和毅選手自身が1番ガッカリしてるとは思うが、「亀田家最終兵器」と持ち上げられ続けてきたことへの「嫌悪」と「反抗」が透けて見えないか…⁇
「鎖」…が恨めしい、と
そして、「情けない」という気持ちが溢れ、決壊し、「井上チャンピオンには名前を出して申し訳ない」という言葉が思わず溢れ落ちてしまった…
元来、和毅選手は「常識的な価値観」の男だと僕は分析しちゃうかなぁ
で、自らを「恥じ」、ケジメをつけずにはいられなかった
和毅選手、「無理してきた、させられてきた」ことが図らずも露わになった…と
ただ、昨日も書いたけど、亀田和毅選手の「戦い」には「勝利への渇望」が感じられなかった…というのが「全て」かなぁ
やはり、「拝金主義ボクシング」のイメージ戦略の負の遺産がこれかぁ…と感じちゃったのは僕だけかな…⁇
同情は不要…だと思う
が
かなりの「屈折」と「異様」のなれの果て…と断じるのも気が引けるか
が、「変な採点結果」が出なくてよかった…って感想は間違いだ
これが「当たり前」なんだからさ
亀田興毅×ランダエタ1 とか、日本ボクシング界の「超黒歴史」なんだからさ
この結果が「当然」で正常なんだ
なんというか
和毅選手の「本質」が見えたような気がしたかな
亀田和毅選手は「井上尚弥に勝てるはずない」とわかっている、とも読めた記事だったかな
が、彼は「犠牲者」ではない
逆に、それは流石に「侮辱」にあたるような気がするかな
確か、学校にも行かず、若くしてメキシコへ単身ボクシング界へ武者修行に行ったはずだよな
若くして
それを「選んだ」のだ
それを「望んだ」のだ
ただ、しかしながら
まだ成人になっていない過去に遡って、当時の選択を貶めるのは「やり過ぎ」かなぁ
よくあるセリフになりますが…
「完璧な人間なぞ存在し得ない」わけだし、「未熟が人間を成長させる」わけであるし
もちろん、僕は亀田一家のボクシングとその取り巻きの戦略とビジネスは大嫌いではある
けども、はたとなる部分もある
それは悪徳溢れる亀田一家への「カウンター」として、井上尚弥選手が歩んでいる道が「真の王道」をより際立たせる…とは言えまいか⁇
いや
井上尚弥選手は「ああはなりたくない」という痛切なる嫌悪から、極めて純度の高い「本物」志向を進み、さらに、極めつつある、とも考えられないか…⁇
そう考えると、実に、なんたる皮肉か⁇ と
まぁ、亀田一家の「打算的悪徳」と井上尚弥選手の「孤高と至高」の関連性は不明でありますが、日本プロボクシングの歴史においては、その存在はかなり近接しているし、まさに、「直接カウンター」として位置付けられる気もしないではないか⁇
また
ついに「引導」を渡される時が来たな、と思わなくもない
ただ
「現役」であることが全てではないし、その先に、例えば「興行主」としての現在の亀田興毅があったりする…ということは言うまでもない
しかしながら
なんとも言えない感触が残るのも確かだけど
まぁ
奇妙な後味ではあるな
御愛読感謝