いやぁ
あのさ
昨日の【衝撃初回KO場面】がさ、頭から離れない…のよ
これよ
この一撃よ
WBOAPスーパーバンタム級タイトルマッチ
チャンピオン TJドヘニー
×
挑戦者 ジェフ・ラミド
ドヘニーはかつて岩佐亮佑さんからIBFタイトルを奪取したベテラン強打者
んで
挑戦者のラミドはアメリカのアマチュアエリートにして、井上尚弥選手がテクニシャンのフルトン対策で指名、その実力を認めた未来の世界チャンピオン候補…
あのさ
ぶっちゃけ
36歳の古豪 ドヘニーを、23歳の無敗のスター候補がどう捌くか、仕留めるか⁈ ってのが大方の見方だったと思うわけよ
でさ
蓋を開けたら…
グェ⁈
まさかの…
まさかの…
衝撃の1R KO決着な
マジ、頭から離れないよ
恐ろしか〜
ドヘニーが左フェイント、ふっと右を軽く打って、しかし、それも振り切らず、ラミドは自身の右でそれを払いかける
…も、そのラミドにとっての「大外の死角」から、ドヘニーの渾身のオーバーハンド・レフト、そのボクシング人生最高の1発が打ち込まれ…
ドギャッ‼︎
モロに炸裂っ…って、そんな感じなのかなぁ
ああいう、「最高の一撃」って、出そうで出ないのがプロボクシングでもあるよな
パッキャオ×ハットン とかさ…
ドネア×モンティエル とかさ…
長谷川×ヴィラポン2 とかさ…
西岡×ジョニゴン とかさ…
山中×ロハス とかさ…
モンスター×パヤノ とかさ…
なんか、ああいうのに匹敵する一撃だったなぁ、と思うわけよ
まさに、ボクシング人生のハイライトともいうべき一撃…っていうのかな
これまでの血と汗と涙の「結晶」というか、不断の努力と渇望の「成就」というか…さ
でね
さらに浮かぶのはさ
先日、引退を仄めかしたホルヘ・リナレスのいつかの王座陥落よ
世界チャンピオンになって、さらに無敗のまま2階級制覇チャンピオンとして、ついに実現の日本凱旋タイトルマッチだったなぁ
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
チャンピオン ホルヘ・リナレス
×
挑戦者 セバスチャン・サルガド
これなぁ
あれも初回にいきなり…だったなぁ
もうさ、負けるはずない…って生観戦してたのよ
ところが、ところが…
なんつうのかな
手の中でさ、音を立てて「ダイヤモンド」が砕ける…っていうの⁇
なんか、そういうゾッとする感覚あったなぁ
いやぁ、あの岩佐亮佑さんを完封して引退の引導を渡したラミドがさ
こんな負け方…ってさ
やばいよね⁇
これが「ボクシングの一寸先は闇」ってヤツだよね
昨日の晩からさ、もう何度も思い出しちゃってさ
いやいやいや…
まだ痺れてるわ
しかし
36歳のアイルランドの古豪、TJドヘニーよ
あんた、やってくれたなぁ
お見事っ
でもさ、ラミドもさ
この際、良い経験を積んだと割り切って欲しい
先にあげたリナレスだって、あの敗戦から這い上がってライト級世界チャンピオンになってさ
で、あのロマチェンコからダウンを奪う名勝負を生み出したわけでさ
23歳のラミドにはまだまだ「広大なる未来」が広がってる
しかしながら
なんたるドラマチックか…⁇
痺れたわ
御愛読感謝