[ふいに無性に]アル・クーパー ♪アイ・スタンド・アローン を聴く | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?





今日の「ふいに無性に」は…







アル・クーパー

♪アイ・スタンド・アローン


1969年発売の最初のソロ名義のアルバム「アイ・スタンド・アローン」のタイトルナンバーな



アル・クーパーはアメリカ出身のマルチプレイヤーの元祖っていいますか、キーボーディスト、ギタリスト、シンガーソングライター、プロデューサー…と、まぁ、凄まじい


アル・クーパー大好きってのは散々書いてますが、にしても、ロックの輝かしい場面場面で出現するのが、まさに、アル・クーパーなんですわ




ボブ・ディランの歴史的名曲 ♪ライク・ア・ローリング・ストーン でオルガンを弾き、ジミ・ヘンドリックスと共演、ローリング・ストーンズのマイフェイヴァリット ♪無情の世界 でピアノ弾いて、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ を結成、「スーパーセッション」ブームを生み出し、さらに、サザン・ロックを代表する名バンド レイナード・スキナード をプロデュースして世に出す…と有名な逸話だけでこれよ


ヤバイよな


ただ


個人名義シングルの超スーパーヒットはないけど、そういうことは関係ないっていうか


※アルバム「赤心の歌」収録の ♪ジョリー が1番有名だな


とにかく、アル・クーパー って、ロック史の輝かしい「瞬間」にことごとく居合わせている…ってのが感動的なのよ


つまり


これって、「常に求道」してないとその「瞬間」に立ち会えない…って理屈になるでしょ⁇


もうさ、ただの「強運」では片付けられない


アル・クーパーこそ「ロック史上最強の証人」の1人だと僕は考えてますわ



この ♪アイ・スタンド・アローン なんだけどさ


ゆる〜くて、浮遊感あって、気持ちよい


ブラスが気持ちよいよな


その「幅」が堪らないよな


ブルース、R&B、ソウル、ジャズ、カントリー、クラシック…とあらゆる要素が散りばめられた煌びやか…


なんだけど





ぶっちゃけ、歌はあまり上手くないのよ


(^^;;


けどさ、そこがいいのよ


鼻につかない


なんといいますか


「素」


の、美しさを僕は楽しんでますな


仰々しくなく、ただ、「アーティスト」然たるその佇まいが僕好みなんだよなぁ




ビートルズが奇蹟の大傑作「サージェント・ペパーズ〜」を発売した翌年に発表されたソロ名義初アルバム…


YouTubeにアルバム・フルサイズで上がってますな



よろしければ ゆったり まったり お楽しみいただきたいな


キバらないロック…のよさを味わえますわ


マイ・不滅よ


御愛読感謝