【名作映画切り抜き】 「スカーフェイス」の凄惨と、さらにヤバイ凄惨…とは⁈ | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?



今日の「名作映画切り抜き」は…





スカーフェイス

監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 アル・パチーノ 他


1983年公開のアメリカのギャング映画な

これもまた、子供の頃に観て「トラウマ」になった迫力の名場面ですわ

で、これは「のしあがり系ギャング映画」の金字塔の一本なので、まだご覧になられたことのない方は、この先の動画リンクには触れずに、じっくりと本編の鑑賞をお勧めいたします

…ってことで

これもまた、脳髄に焼き付く「壮絶ラストシーン」のギャング映画でありますな

たぶん、映画史上、もっとも主人公が撃ちまくるラストシーンかと存じます

さらに、撃たれまくります

お、2パターンあるな

吹き替え版


オリジナル版


やっぱりオリジナルがよいな


まぁ、デ・パルマ監督、酷い殺し方するよなぁ〜


精神がまいるな


ドラッグを死ぬほどやりまくり、問答無用で暗殺もしまくってきたギャングですが、ある仕事を引き受けるも、「子供が巻き添え」になりそうだったために、その好機を見送るわけ


で、ややあって、「狙う側」から「狙われる側」に陥り、一緒に這い上がってきた弟分を勢い余って殺してしまい、「どん底」に飲み込まれた時、軍隊並みの暗殺集団を送り込まれて…と


いやいやいや


「悪夢」


なるラストシーンですな


ハッキリ言って、観るのは「苦痛」です


が、なんだかんだで、脳髄に「深く」刻まれてしまっている場面なんですわな


しかしながら

撃たれまくり度数でいえば、アメリカン・ニューシネマの傑作「俺たちに明日はない」がその上を行くかとは思いますが、もう、この領域になるとそんなことはどうでもよくなりますかな⁇



「俺たちに明日はない」


監督 アーサー・ペン

出演 ウォーレン・ベイティ、フェイ・ダナウェイ 他



1967年公開のアメリカ映画な


これ、銃撃が始まる瞬間のボニーとクライドの「目線」の交錯が堪らないんだよなぁ




「死の瞬間」を直感して、互いを見つめ、「愛」を確かめるわけだけど、それは無慈悲の極みなる数千発の弾丸が粉砕しちゃうわけだ


僕は「2人の気持ち」は重なったまま逝った…と観たけど、どうなのかなぁ⁇


まぁ、「撃たれ方」というか、「殺され方」の意味は、また、その「余韻」もまるで違うのですが、その共通点は…


「これでもか、と撃たれまくる」


ということな


「はぁ〜」


ため息が漏れます


見直すたびに、「はぁ〜」と深いため息がでますわ


なんなんでしょうか⁇


この、圧倒的なる「虚脱感」は…⁇


ある種の「儚さ」と「諸行無常」でしょうか…⁇


だもんで


あんまり観ないようにしてますが、どういうわけか、数年に一度は観てしまいますな


さて、みなさま


僕の憂鬱にお付き合いしていただき、申し訳ございませんでした


(^◇^;)


御愛読感謝