【名作映画切り抜き】 「タクシードライバー」衝撃のラストシーン‼︎ | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?



今日の「名作映画切り抜き」は…






タクシードライバー

監督 マーティン・スコセッシ
出演 ロバート・デ・ニーロ ハーヴェイ・カイテル ジョディ・フォスター 他

1976年公開のアメリカ映画の歴史的傑作

時のカンヌ国際映画祭のパルムドール受賞

【Yahoo! 映画のあらすじ】

>ニューヨークの夜を走るひとりのタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。



そうね

で、その衝撃的過ぎる映画の最終盤名場面貼りますけど…

まだ、この大傑作映画を未見の方はこれ以上進まないことをお勧めいたします

絶対、絶対、絶対に「頭からじっくり鑑賞すべき」だからでありまする

というわけで…


あのね


この緊迫感が異常なる頂点に達する「ヒリヒリ」、また、あまりに研ぎ澄まされた「カット割」、さらに、最後の混沌とカオスが溢れまくる「俯瞰移動カット」の衝撃たるや…




いわゆる「正義感」と「狂気」…の紙一重、この世の「秩序」の脆弱性と危うさ…というか


なんか、そういう「焦燥感」を映画を通じて初めて感じたのは、やっぱりこれか…


アメリカ大統領候補を暗殺しようとしたベトナム戦争帰還兵が暗殺失敗して、しかし、街の女衒に囲われ、コールガールとなっていた13歳の少女を命懸けで救い出し「ヒーロー」になってしまう…という「混沌」


あの、初めて「タクシードライバー」を鑑賞した時の「感触」…ったら前代未聞だったなぁ


つまり


え⁈


今、俺たちの生きてるこのこの「世界」って、一歩足を踏み外したら、もう「砂のお城」みたいに崩れて無くなっちゃうんじゃないの…⁈


この世界を包んでいるはずの、「道徳」「ルール」「正義」「秩序」と呼ばれる「ナニカ」があやふやなる、頼りない、あまりに曖昧なもの…に変異してゆく…という、あの「崩壊感」…


いやはや、ヤバかったなぁ




僕にとって映画「タクシードライバー」とは、青春時代の価値観を一変させた衝撃作にして、「映画」ってこんなに「破壊力」を秘めてるんだ、と初めて実感した一本なのである


さらに、この「タクシードライバー」より一本遡る スコセッシ監督×デ・ニーロ の映画がまたヤバイのよ




これもお勧めだなぁ


スコセッシ監督の「頭の中」にある「罪悪感」と「贖い」がものの見事に極限まで「屈折」しまくってぶっ飛んでますわ


話は戻る



さて


こういう御仁を見かけたら気をつけよう


けど


このモヒカン男は、あなたの中の、「本当のあなた」かもしれない


…う


いや


僕は「ど真面目男」だから大丈夫っ


はぁ⁈


「真面目」ってなに⁇


そんなもの、ただの朧げな「思い込み」なんじゃないの⁈


…はっ‼︎


御愛読感謝